【股関節の手術!?】パジャマ不要の入院セットで快適な病院生活!
わたしは今、病院のベッドにいる。
左足の人工股関節置換手術(じんこう こかんせつ ちかんしゅじゅつ)を受けたからだ。
正式な病名は「左変形性股関節症」(ひだり へんけいせい こかんせつしょう)。
股関節の潤滑油的な軟骨がすり減ってなくなり、骨が当たり痛みがでる病気。
要は、すり減った骨に代えて、チタン製の専用金具を埋め込む手術だ。
金具を入れるって…怖いよね
と言っても、5年前に右足の同じ手術を受けてるので。ある意味では経験者?
そう、わたしの足は2本とも「人工股関節」なんです!
このブログを読む頃には、退院してるけどね!
沖縄で1人で暮らすミニマリスト
息子に勧められて始めたブログ
慣れないパソコン操作に悪戦苦闘
(−_−;)
でも!! 書くのが楽しい!!
ぜひ、最後まで読んでください!!
紹介状で股関節の手術をすることに…
5年前に両足とも変形性股関節症と診断された。
特に右足は痛みとビッコをひいていたので手術することに。
現在、右足は完治しているよ。
でも、最近は左足の痛みが悪化!
とうとうガマンの限界がきたから、左足も手術することにしました。
もし股関節の手術で迷ってるなら、声を大にして言いたい!
手術は怖くないよ、お医者さんによるだろうけど・・・
①近所にある個人の整形外科を受診
→ 手術をお願いしたら個人病院では出来ないそうで、紹介状をもらうことに
②紹介された大きな病院を受診
→ 「股関節手術なら〇〇先生」と、 お医者さんが薦めるお医者さんだから安心しかない
③ 手術の日程、事前の検査など相談
→ その日のうちに2か月後の手術が決まった
そこからは不安がなくなり、目標に向かう前向きさだけ。
それまでは、
急にガクンと歩けなくなったらどうしよう?
いつ大きな痛みが来るんだろう?
と、ありとあらゆる不安要素しか頭に浮かばず、超ネガティブ思考ばっかりで、毎日がゼンゼン楽しくない。
とにかく楽しくないのが、楽しくない。わかるかな?
手術をすることもお医者さんを決めることも勇気がいる。
でも、セカンドオピニオンやSNSの口コミや紹介など探す方法は、いくらでもあるから。
あとは行動するのみ!
らくらく入院セットでパジャマ不要!
入院の準備で必要なものがいくつかある。
- パジャマ
- タオル
- 歯磨きセット
(歯ブラシ・歯磨き粉・コップ) - ティッシュ など
荷物多くて面倒くさいな〜
5年前には全て自分で準備し、大きなバックに入れて家族に運んでもらった。
なんと今回は、病院側で入院セットなるものがあり、前もって契約すれば、ほぼ手ぶらで入院できる仕組みに。
時代の進歩は素晴らしい!
- パジャマのみ
(ゆかた式・ズボン式から選べる) - タオルのみ
(バスタオル・フェイスタオル) - パジャマ・タオルの両方←オススメ!
- 紙おむつ
(トイレに間に合わない事が…)
どのタイプにも以下のものが無料で付いている。
個数や枚数の制限もなし!
ラッキー!!
家族も面会禁止だから、着替え持ってきたり、洗濯とかできないからとっても便利よ!
病院食の味ってどうよ?
入院生活の経験から言えることがある。
一番大事なのは「食事」
なんせ楽しみが食事だけだから、美味しさを追求することは譲れないところ・・だけど、
病院食は栄養計算はされてるけど、マズいよね
とよく聞いていた。
その通りでした。ほんとマズい(病院食の関係者さん、ごめんなさい)
でもそれは5年前の感想で、今回も覚悟して入院したら、
アレ、美味しくなってる!
一部を紹介すると、
パン食やお粥などへ変更もでき、牛乳が苦手といえば、アップルジュースを準備してくれるなど、至れり尽くせり。
パン食にゴーヤーチャンプルーってどうよ!?
でも5年間で改善したことに感謝、感謝!
ただし、要望はこちらから言わないと変わらない。
病院側から聞くことはないので注意して!(わたしの入院先の場合)
リハビリの先生の仕事がない!?
驚くことに股関節手術は、手術の翌日からリハビリが始まるの。ホントに!
5年前は、リハビリ=傷口の痛みとの戦いだった・・・今回もそのはずだったのに、
今回痛みが全くない!嘘って思うけど、ホントに痛くない!?
手術の翌日:車椅子に自力で移動ができる
2日目〜5日目:歩行器で歩く練習
6日目〜10日目:杖を使って歩く練習
11日目〜14日目:支えなしで歩く練習
の順番で進める・・・はずだったのが、
手術の翌日:立っても痛みがない
↓
車椅子はクリア
↓
歩行器もスイスイ歩けるからクリア
↓
杖をついても付かなくても歩けたのでクリア
結果的に手術の翌日、支えなしでゆっくり歩いている状態。
これにはわたし自身もビックリ、リハビリのT先生も同じ部屋の仲間も驚いていたから。
ここからT先生との掛け合いが始まったの。
え〜、なんですぐ歩けるんですか?
わたしもビックリです。でも痛くないから
え〜、なんで入院してるんですか?
いやいや、手術したから(^^;;
そうなんですけど、最速ですよ。翌日に歩けるなんて!
こんなやりとりをしながらも、ちゃんとリハビリはこなし、マッサージも気持ちよかった。
T先生は冗談を言いながらも、階段を使った歩行練習や、廊下の手すりを利用した運動によって体幹の強さや筋力も見てくれてる。
リハビリ3日目には、
「支えなしで歩く」という目標を達成してるので、
これ以上やることがないです。
一緒にほふく前進でもしますか、私もやった事ないんで!
とまた冗談を言う始末。
同じ部屋の仲間にも聞こえてたようで、クスクス笑いが・・・
T先生との掛け合いもそうだけど、リハビリは食事の次に楽しいものだから。
だってホントに暇だもの。
「寝る・食べる・リハビリ」この3つで1日が終わるんだから。
それにしても、5年前に経験したリハビリとの戦いがなんで今回はないのかな?
色々考えたけど、
- 担当のお医者さんが、ただ上手だった。
- 麻酔科の先生の痛み止めチューブが上手で痛みが出なかった。
- 5年前の手術を身体が覚えていて、適応が早かった。
これしか思いつかない。(もちろん個人差があると思うけど)
まっ痛みがないに越した事はないから、イイっか!
病室の愉快な仲間たち
仲間と言っても病室が同じってだけで、お互い病人だからホントは声がかけづらい。
5年前の病室では、全員がわたしより先輩。
重症なのか1人で動ける人は居なかったなぁ。
なので誰とも会話する事なく、タブレットで動画を見て時間をつぶしていたわけ。
でも今回は楽しい仲間とお友達になれて、退屈な入院生活もなんなく過ごせたんだ。
人と会話するって大事だね!
愉快な仲間3人を紹介しよう!
年齢はわたしが一番年上だろう。でも全員子供を持つ母親という共通点で話が盛り上がったんだよね。
入院の経緯、どこが痛い、家事が心配、リハビリの場所、退院の時期とかの話に花が咲いたし。
そのうち1人ずつ退院が決まると、うれしい反面、寂しさもあって、なんか複雑な気持ちに・・・
そんなわたしも9日目に退院が決まり、ガッツポーズ!!
アレ、複雑な気持ちは?(^^;;
やっぱ、家に帰りたいし!
足の爪切りと靴下がしんどい
こうして家に帰ることができて、ホッとしつつも休養とリハビリは必要だから、仕事も1か月は休みをとった。
歩けると言っても、普通のスピード感にはほど遠いのよ。
横断歩道を青色のうちに渡りきれないんだよ!?
担当の先生からも、
2か月は股関節の角度90度を厳守!
ベッドや椅子は高め!
拾う行為や体育座りは禁止!
何よりも不自由を感じたのが、
靴下がはけない!
足の爪が切れない!
毎日歩くことが一番のリハビリだけど、職場復帰してもフルタイム勤務に戻るのは時間がかかりそう。
入院が2回目ということもあって気持ちにだいぶ余裕があり、前準備も万全にできた。
でも手術は二度とないと思いたい。したくない。
当たり前だと思っていた普段の生活が、当たり前じゃないことを思い知らされた入院生活だったね。
普通に歩けるってシアワセよ!